
みなさんこんにちは!1173lifeです!
2026年の「海の日」(7月20日)前後、ニュースを見ていて気になったことはありませんか。
「離岸流で水難事故多発」「海水浴場が30年間で3割減」「ビーチでサメ目撃」。
この時期は毎年こうした海の安全に関するニュースが集中しますが、2026年は特に多かった印象です。
実際、茨城県は公式サイトで、鹿島灘の人工岬「ヘッドランド」周辺での離岸流による水難事故に注意を呼びかけていますし、日本ライフセービング協会も毎年この時期に離岸流の危険性を発信しています。
1173lifeは海水浴客ではなくサーファーですが、同じ海を共有している立場として、離岸流や海の安全についてはひとごとではありません。
この記事では、今回のニュースを入り口に、離岸流の正体と対処法、そして「サーファーから見ると离岸流はどう見えているのか」という、あまり語られない視点まで解説します。
読み終える頃には、海水浴客としてもサーファーとしても、この夏の海との付き合い方が少し変わるはずです。
離岸流は「知らない人には理不尽な危険」ですが、「知っている人には海を読むヒント」にもなります。
まずは基本の仕組みから見ていきましょう。
離岸流とは?2026年の海の日前後に注意喚起が相次いだ理由

離岸流とは、岸に打ち寄せた波が沖へ戻ろうとするときに生まれる、局所的に強い流れのことです。
その速さは秒速およそ2メートルとされ、茨城県は公式サイトで「一流のオリンピック選手でも流されてしまう」速さだと説明しています。
泳ぎに自信がある人でも、真正面から逆らって岸に戻ろうとすると体力を消耗するだけで、かえって危険が増してしまうとされています。
2026年の海の日前後は、この離岸流に関するニュースが特に目立ちました。
ヘッドランドと離岸流の関係
茨城県が注意を呼びかけた「ヘッドランド」とは、波による砂浜の浸食を防ぐために造られた人工の岬のことです。
茨城県内では大洗町から神栖市にかけて34基のヘッドランドが設置されているとされています。
ヘッドランドの周辺では、打ち寄せた波が構造物に当たって行き場を失い、局所的に強い離岸流が発生しやすいとされています。
このため茨城県はヘッドランド周辺を立入禁止・遊泳禁止としたうえで、指定された海水浴場を利用するよう呼びかけています。
これは茨城に限った話ではなく、消波ブロックや突堤など「海に構造物が突き出している場所」全般で起こりやすい現象だとされています。
なぜ今年、特に注意喚起のニュースが多かったのか
2026年は3連休と重なる形で「海の日」を迎え、全国のビーチが海水浴客でにぎわいました。
人出が増えるタイミングで注意喚起の報道が増えるのは、むしろ自然な流れだと1173lifeは感じています。
加えて、この時期は「土用波」と呼ばれる、南方の台風のうねりが届きやすい季節でもあります。
普段は穏やかなビーチでも、うねりが入ることで一時的に離岸流が発生しやすくなる、という点も知っておきたいポイントです。
離岸流に流されたときの対処法|海水浴客・初心者さんが知っておくべきこと

離岸流に流されたときは、岸に向かって直進せず、まず落ち着くことが最優先とされています。
日本ライフセービング協会は「パニックにならず(Don't Panic)→落ち着き(Stop)→考えて(Think)→行動する(Action)」という手順を推奨しています。
離岸流は幅が限られているため、流れの外に出さえすれば、それ以上沖に流され続けることはないとされています。
離岸流の見分け方
離岸流が発生している場所は、周囲より波が砕けにくく、水面が波打っていないように見えることが多いとされています。
また、海面の色が濁っていたり、泡や海藻が沖に向かって一直線に流れていくラインが見えることもあります。
- 波が周りより砕けていない、静かに見える帯状のエリアがある
- 泡・ゴミ・海藻が沖に向かって一直線に流れている
- 海の色が周囲より濁っている、または暗く見える
- ヘッドランド・消波ブロック・突堤のすぐ近く
ただし、これらのサインは天候や光の加減で分かりにくいこともあるとされています。
確実な見分け方を保証するものではないため、判断に迷う場合は無理に自己判断せず、監視員のいる海水浴場を利用することが最も安全だとされています。
もし流されてしまったときの行動手順
泳力に自信がある人は、岸に向かって斜め45度の方向へ泳ぐことで、離岸流の流れから抜け出しやすいとされています。
泳力に自信がない人や疲れを感じている人は、無理に泳がず、岸と平行な方向へ移動して流れの外に出ることが優先されるとされています。
流れは沖のほうで自然に弱まっていくため、体力を温存しながら片手を大きく振って周囲に助けを求めるサインを送ることも有効だとされています。
緊急時は、局番なしの「118番」で海上保安庁に通報できます。
これらはあくまで一般的な目安であり、最終的な行動は現場の状況や体力に応じて判断する必要があります。
より詳しい内容や最新情報は、日本ライフセービング協会の公式サイトを確認することをおすすめします。
サーファー視点で見る離岸流|「危険」なだけじゃない理由

ここまでは海水浴客向けの一般的な情報でしたが、サーファーにとって離岸流は少し違う意味を持っています。
実は上級者さんの中には、離岸流を「沖に出るための近道」として意図的に使う人もいます。
これは競合の海水浴ニュースサイトではまず語られない、サーファーだけが知っている海の見方です。
なぜサーファーは離岸流を使って沖に出るのか
沖に出るとき、割れる波(ソープ)に何度も突っ込んでパドリングするのは、初心者さんにとって最も体力を消耗する場面です。
離岸流の帯は波が砕けにくいため、そこに乗ってパドルすれば、体力を使わずに沖まで運んでもらえることがあります。
生徒さんを海に連れて行くとき、「沖に出るだけで疲れてしまって、その後の波乗りを楽しむ体力が残っていない」という相談をよく受けるんだよね。そういうときは「このあたりは波が割れにくいから、ここを通って沖に出てみようか」と、あえて流れのある場所を教えてあげることもあるよ!
見分け方の基本は海水浴客向けの解説と同じで、波が砕けていない帯や、海底が周囲より深くなっているポイントを海面の様子から読み取ります。
初心者さんが安易に真似をすべきでない理由
ただし、これはサーフボードという浮力のある道具と、ある程度の経験があってこその話です。
初心者さんが「離岸流に乗れば楽に沖に出られる」と安易に真似をすると、想定より速く沖まで流されてしまい、戻ってこられなくなる危険があります。
ボードなしで泳いでいる海水浴客にとっては、同じ流れが一方的な脅威にしかならないことも、忘れてはいけないポイントです。
1173lifeが生徒さんに必ず伝えているのは、「流れを使えるようになるのは、まず自力で沖に出て戻ってこられる体力とパドル力がついてから」ということです。
この順番を飛ばして流れだけを頼りにするのは、上級者さんの真似事であって、初心者さんにおすすめできる方法ではありません。
沖に出る基本的なパドリングのコツは、こちらの記事でも詳しく解説しています。
海水浴場が全国で減少している背景とサーファーが向き合うべきこと

今回のニュースでもう一つ気になったのが、海水浴場そのものが全国的に減っているという話です。
日本観光振興協会の調査によると、海水浴場の開設数は1993年の1,379ヶ所から2024年には969ヶ所まで減り、30年間でおよそ3割減少したとされています。
2022年には初めて1,000ヶ所を下回ったとも報じられています。
海水浴場が減っている背景
減少の背景としては、日焼けを敬遠する人が増えたこと、近年の酷暑による利用者減、そしてレジャーの多様化が挙げられています。
加えて、監視員の確保が難しい人手不足や、砂浜の侵食で開設自体が困難になっているケースもあるとされています。
直近の報道では、酷暑による「海水浴離れ」で運営コストに見合う利用者が確保できず、単年でも1割ほど開設数が減ったという別の調査結果も出ています。
監視員がいないビーチで海に入るときの心構え
海水浴場が減るということは、監視員やライフセーバーがいないビーチで泳いだり遊んだりする人が増える可能性がある、ということでもあります。
サーファーにとっても他人事ではなく、普段からサーフポイントとして通っている海岸で、海水浴客と居合わせる場面が増えることが考えられます。
1173lifeは、海に不慣れな人が離岸流の帯に近づいているように見えたときは、さりげなく声をかけるようにしています。
ただし、これはあくまで個人としての心がけであり、救助を伴うような緊急時の対応は専門知識が必要です。
異変を感じたときは、まず118番で海上保安庁に連絡することが最優先です。
海水浴客との共存という意味では、サーフィンのルールとマナーの記事もあわせて読んでおくと、海でのトラブルを避けやすくなります。
湘南・千葉エリアで海に入る前にできること

離岸流も海水浴場の混雑も、海に入る前に現地の様子をひと目確認できれば、多くのトラブルは避けられます。
1173lifeが仕事のついでに立ち寄るビーチでも、行く前に必ずライブカメラで海面の様子をチェックするようにしています。
出かける前のチェックリスト
- ライブカメラで海面の色・波の砕け方をチェックする
- 気象庁や自治体の注意報・警報を確認する
- 監視員のいる海水浴場かどうかを事前に調べる
- 一人で入らず、必ず誰かと一緒に行動する
湘南エリアの今の海の様子は湘南エリアのライブカメラまとめで、千葉北エリアは千葉北エリアのライブカメラまとめでリアルタイムに確認できます。
初心者さんが安全に沖に出るための基本
離岸流の知識と同じくらい大切なのが、日頃からの基本的なパドリング技術です。
正しいパドリングが身についていれば、万が一流れに入ってしまっても落ち着いて対処しやすくなります。
初心者さんがまず身につけたい沖への出方や体の使い方は、初心者さん向けサーフスポットの記事や、湘南・鎌倉エリアで基礎から学べるサーフィンスクールの紹介記事も参考にしてみてください。
正確な最新情報は、必ず気象庁・海上保安庁・自治体の公式サイトでご確認ください。
健康や安全に関わる判断は、この記事の内容だけで完結させず、専門家や現地の監視員に相談することをおすすめします。
離岸流以外に、2026年の海の日前後で話題になった海のニュースはありますか?
同じ時期、那覇市の波の上ビーチでは小魚を追ってきたとみられるサメが目撃され、7月19日から一時的に遊泳禁止になりました。その後7月20日午後2時には遊泳が再開されており、監視を続けながら通常営業に戻っています。サメの出現は毎年どこかのビーチで起こり得ることで、普段は穏やかな海でも季節や小魚の回遊状況によってリスクが変わることを示す例といえます。気になるエリアがある場合は、自治体や海上保安庁が発信する最新情報を確認することをおすすめします。
海外に目を向けると、離岸流のリスクは日本だけの話ではありません。アメリカ・カリフォルニア州のニューポートビーチでは2026年7月20日、台風の名残のうねりによる高波と強い離岸流でライフガードが1日で約100件もの救助にあたったと報じられています。3,000件以上の注意喚起も行われたとされ、離岸流の力がどれほど強いかを改めて示す出来事といえます。
国内の海水浴場減少という話でいうと、大阪府内では2026年、箱作海水浴場(阪南市)と淡輪海水浴場(岬町)の開設が利用者数減少を理由に見送られ、府内の海水浴場は前年より半減したと報じられました。上で紹介した「レジャーの多様化」や「猛暑による利用者離れ」が、地域レベルでも進んでいることを示す一例です。
また、海水浴場の減少と時を同じくして、離岸流や遊泳禁止に関する情報発信そのものは年々増えている印象があります。これは海が危険になったというより、SNSや自治体の発信力が上がり、これまで共有されにくかった「危ないポイント」の情報が届きやすくなった結果だと1173lifeは感じています。
こんな記事もおすすめ
人気記事はこちら
-
1
-
【2026最新・損しないで!!】nanazero(ナナゼロ)サーフボードの割引クーポンコードと最安値で買う手順
2026/7/15
nanazero みなさんこんにちは!1173lifeです! 今回はInstagramでいただいた質問のnanazeroのクーポンコードの使い方について、徹底的に解説していきます! nanazeroク ...
-
2
-
【2026年最新・損しないで!】Beach Access(ビーチアクセス)サーフボードの割引クーポンコードと最安値で買う手順
2026/7/15
みなさんこんにちは!1173lifeです! 今回はInstagramでいただいた質問Beach Accessのクーポンコードの使い方について、徹底的に解説していきます! Beach Accessクーポ ...
-
3
-
【Channel Islands】ハッピーエブリデイ 口コミと価格情報 徹底レビュー
2025/7/30
Channel Islandsの『ハッピーエブリデイ』は、サーフィン好きの間で最近かなり高い評価を受けているショートボードです。 今回の記事では、その魅力と実際の使用感、ユーザーの生の声をもとに徹底的 ...




