
1173lifeです!!
サーフィン中に時間を確認したり、潮の満ち引き(タイド)を知るために時計は必須アイテムです。
しかし、「海で高価なApple Watchをなくすのが怖い」
「G-SHOCKは欲しいけど、少し予算オーバー」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、サーフィン用の時計は「安いモデル」でも十分に機能します。
最近では3,000円台から手に入る防水時計や、1万円台でサーフィンに特化した軽量モデルも登場しています。
この記事では、高コスパな時計の選び方と、サーファーにおすすめのモデル(Nixon、G-SHOCK、カシオ)を厳選してご紹介します。
この記事のポイント
- サーフィンには「10気圧防水」以上の時計が必須
- 安くても「タイドグラフ(潮見表)」付きのモデルはある
- パドリングを重視するなら、薄くて軽いNixonやチプカシが快適
- 耐久性とコスパのバランスを見て、自分のスタイルに合う一本を選ぶ
安いサーフィン用時計でも後悔しない?選び方と重視すべき機能

「安い時計を買って、すぐに浸水して壊れてしまった」という失敗は避けたいものです。
価格を抑えつつも、サーフィンの過酷な環境に耐えられる時計を選ぶには、いくつかの絶対条件があります。
ここでは、安かろう悪かろうを回避するための、具体的なチェックポイントを解説します。
- 防水性能は「10気圧(10ATM)」以上が必須ライン
- パドリングの邪魔にならない「薄さと軽さ」をチェック
- 激しいワイプアウトに耐える「耐衝撃性」とベルト素材
- タイドグラフ(潮見表)機能は必要?価格とのバランス
- G-SHOCK、チプカシ、Nixon…ブランドごとの特徴を知る
防水性能は「10気圧(10ATM)」以上が必須ライン
サーフィン用時計を選ぶ際、最も重要なのが防水性能です。
初心者の方がよく勘違いされるのが、「生活防水」や「5気圧防水」でも大丈夫だろうという点ですが、
サーフィンには「10気圧防水(10ATM)」以上が必須です。
サーフィンでは、波に巻かれた際やパドリングで水面を叩く際に、静止状態よりも遥かに高い水圧がかかります。
5気圧防水程度では、ワイプアウトの衝撃で内部に浸水するリスクが非常に高いのです。
Amazonなどで「防水」と書かれていても、スペック詳細を見て「3ATM(3気圧)」や「5ATM」であれば、それは海用ではありません。必ず「10BAR」「10ATM」「100m防水」以上の表記があるものを選びましょう。
パドリングの邪魔にならない「薄さと軽さ」をチェック

特にパドリングの筋力がまだ十分でない初心者や、動きやすさを重視するショートボーダーにとって、「時計の厚みと重さ」は意外な盲点です。
ゴツゴツした大きな時計はかっこいいですが、テイクオフの際に手首を反らせたときに手の甲に当たったり、ウエットスーツの袖口に引っかかったりしてストレスになることがあります。
後ほど紹介するNixon(ニクソン)の「The Comp」などは、極薄に設計されており、着用していることを忘れるほどの快適さがあります。「安い」だけでなく「快適」かどうかも、長く使うための重要な基準です。
激しいワイプアウトに耐える「耐衝撃性」とベルト素材
海の中では、時計を岩や自分のサーフボードにぶつけてしまうことがよくあります。
そのため、ガラス面や本体の耐久性はもちろん、ベルトの素材も重要です。
- 推奨素材: 樹脂(ウレタン)、シリコン、ナイロン
- 避けるべき素材: 金属(ステンレス)、革
金属ベルトは錆びるだけでなく、万が一顔などに当たった際に怪我をする原因になります。
また、革ベルトは水を含むと劣化し、悪臭の原因になります。
サーフィン用と割り切るなら、水捌けの良い樹脂バンドがベストです。
タイドグラフ(潮見表)機能は必要?価格とのバランス
「今、潮が上げているのか下げているのか」を海の中で確認できるタイドグラフ機能。
非常に便利ですが、この機能がつくと価格が上がる傾向にあります。
機能と価格の比較
| 機能 | 価格帯の目安 | メリット | デメリット |
| 時刻表示のみ | 2,000円〜 | 圧倒的に安い・壊れても安心 | 潮周りは事前にスマホで確認が必要 |
| タイドグラフ付 | 5,000円〜 | 海の中で潮汐がわかる・良い波を逃しにくい | 設定が少し複雑・モデルが限られる |
| GPS・スマート機能 | 20,000円〜 | 波に乗った本数や距離を記録できる | 高価・充電が必要 |
予算を徹底的に抑えるなら「時刻のみ」で十分です。しかし、少し予算を出せる(5,000円〜)なら、カシオのスポーツギアなど、安価にタイドグラフを搭載したモデルを選ぶと、サーフィンの質が向上します。
G-SHOCK、チプカシ、Nixon…ブランドごとの特徴を知る
安いサーフィン時計を探すと、主に以下の3つの選択肢に行き着きます。それぞれの特徴を理解しておきましょう。
- カシオ コレクション(旧チープカシオ):とにかく安い(2,000円〜)。機能は最小限だが、日本のメーカー製で信頼性は高い。「使い捨て感覚」でガシガシ使いたい人向け。
- G-SHOCK(ジーショック):耐久性の王様。エントリーモデルなら1万円前後で購入可能。リセールバリューも良く、結局一番コスパが良いとも言える。
- Nixon(ニクソン):サーフカルチャーから生まれたブランド。サーファーのために特化した「薄さ」「デザイン」「機能」を持ち、スタイルを重視する人向け。
サーフィンにおすすめの安い時計はこれ!価格帯別コスパ最強モデル
それでは、実際にAmazonなどで購入可能なおすすめモデルを価格帯別にご紹介します。
あなたの予算とスタイルに合わせて選んでみてください。
- 【3,000円〜5,000円】とにかく安さ重視の「カシオ コレクション(旧チプカシ)」
- 【5,000円〜1万円】タイドグラフ搭載で最強コスパ「カシオ スポーツギア」
- 【1万円前後】サーファーの定番・タフネスの王道「G-SHOCK DW-5600」
- 【1万円台】超軽量&極薄!アクションスポーツ専用「Nixon The Comp」
- 【5,000円台】ログ計測も可能!格安スマートウォッチ「Xiaomi Smart Band」
【3,000円〜5,000円】とにかく安さ重視の「カシオ コレクション(旧チプカシ)」
「時計にお金をかけたくない」「海の中で無くしてもショックを受けたくない」という方には、カシオのスタンダードモデル(通称チプカシ)の上位機種が最強です。
おすすめモデル:CASIO W-800H
- 実売2,000円〜3,000円台でありながら、しっかりと「10気圧防水」を備えています。
- 非常に軽く、画面の文字も大きくて見やすいです。電池寿命も長く、メンテナンスフリーで使えます。
- タイドグラフなどの付加機能はありません。純粋に「時間」を知るための道具です。
【5,000円〜1万円】タイドグラフ搭載で最強コスパ「カシオ スポーツギア」
安さと機能を両立させたい欲張りな方には、カシオのスポーツギアシリーズ一択です。
おすすめモデル:CASIO SPORTS GEAR CASIO WS-1700H
- 実売4,000円〜5,000円前後。この価格で「10気圧防水」「タイドグラフ(潮見表)」「ムーングラフ(月齢)」を全て搭載しています。
- 海の中で潮の動きを確認できるため、波が良い時間帯を逃しません。
- 機能面だけで見れば、数万円するサーフウォッチに匹敵する、まさにコスパ最強モデルです。
【1万円前後】サーファーの定番・タフネスの王道「G-SHOCK DW-5600」
サーファーといえばG-SHOCK。その中でも「スピードモデル」と呼ばれるDW-5600は、映画『スピード』でキアヌ・リーブスが着用したことでも有名な、ド定番モデルです。
おすすめモデル:G-SHOCK ORIGIN DW-5600E-1
- 実売8,000円〜1万円前後。20気圧防水と、トラックに踏まれても壊れないと言われる耐衝撃構造。
- とにかく頑丈です。また、デザインがシンプルで完成されているため、海だけでなく街中で着けていてもおしゃれです。
- 人気モデルなので、もし使わなくなってもメルカリなどで比較的高く売れます。実質的な出費はかなり抑えられます。
【1万円台】超軽量&極薄!アクションスポーツ専用「Nixon The Comp」
G-SHOCKの厚みが苦手な方や、よりサーファーらしいスタイリッシュな時計を探している方には、Nixon(ニクソン)の「The Comp(コンプ)」や「Staple(ステープル)」がおすすめです。
おすすめモデル:Nixon The Comp / The Comp S
- 実売1万3,000円〜1万5,000円前後。アクションスポーツのために開発されたモデルで、驚くほど薄く(約8mm)、軽量(約46g)です。
- 着用感がまるでありません。ウエットスーツの袖口にもスルッと収まり、パドリングの邪魔を一切しません。
- 「ロックアウト機能」があり、サーフィン中に手首が曲がってボタンが誤作動するのを防いでくれます。まさにサーファーのための時計です。
【5,000円台】ログ計測も可能!格安スマートウォッチ「Xiaomi Smart Band」
「Apple Watchは高いけど、心拍数や運動量を測りたい」というデジタル派には、シャオミのスマートバンドが選択肢に入ります。
おすすめモデル:Xiaomi Smart Band 8 / 9
- 実売5,000円〜6,000円。5ATM(50m防水)を備え、非常にスリムです。
- ワークアウトモードで消費カロリーや心拍数を記録できます。
- 注意点: 5ATM防水は「水泳」には対応していますが、激しい波の衝撃(高水圧)には保証外となる場合があります。
実際にシリーズ9を使用していて壊れたことはないですが、あくまで自己責任の範囲での使用となります。
ハードなコンディションでは避けたほうが無難ですが、小波の日やトレーニング用としては優秀です。
自分に合ったサーフィン時計を安い価格で手に入れよう(まとめ)
サーフィン用時計は、高ければ良いというわけではありません。自分のレベルやスタイルに合った機能を、適正な価格で選ぶことが大切です。
記事のまとめ
- サーフィン用時計は10気圧防水(10ATM)以上が絶対条件。
- 生活防水(3ATM/5ATM)は水圧で壊れるリスクが高いので避ける。
- 「壊れてもいい」と割り切るなら、2,000円台のカシオ コレクション(W-800H)が最強。
- タイドグラフ(潮見表)が欲しいなら、カシオ スポーツギア(CASIO WS-1700H)がコスパNo.1。
- 耐久性と資産価値を考えるなら、王道のG-SHOCK(DW-5600)で間違いなし。
- G-SHOCKの厚みが苦手なら、極薄・超軽量のNixon The Compが快適でおすすめ。
- Nixonは誤作動防止(ロックアウト)機能など、サーファー視点の設計が魅力。
- 金属ベルトや革ベルトは避け、水に強く錆びない樹脂・シリコンベルトを選ぶ。
- デジタルのログを取りたいなら格安スマートウォッチもありだが、防水性能には注意が必要。
- まずは安いモデルから始めて、自分のサーフィンスタイルが固まったら上位モデルを検討しよう。
お気に入りの一本を見つけて、より快適なサーフィンライフを楽しんでください!