当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

サーフィン

ドルフィンスルーのコツ|できないのは練習不足でなくボードの浮力かもしれません

2026年7月12日

ドルフィンスルーができない理由をショートボードとソフトボードの浮力比較で示したアイキャッチ画像

みなさんこんにちは!1173lifeです!

ドルフィンスルー、何回やっても決まらないと本当に心が折れますよね。
沖に出ようとするたびに波に押し戻されて、それだけで体力を使い果たしてサーフィンどころじゃなくなる…そんな経験、1173lifeにもありました。

実はドルフィンスルーが決まらない原因、「練習不足」だけとは限りません
使っているボードの浮力(リッター数)と自分の体重の組み合わせによっては、どれだけ練習しても物理的に沈めきれないケースがあるんです。

これは知人・友人にサーフィンを教えているときに何度も直面したポイントで、フォームを直しても直しても沈まない生徒さんがいて、ボードを変えてもらったらあっさり決まった、ということが実際にありました。

この記事では、ドルフィンスルーの正しいやり方はもちろん、「自分のボードで本当にできるのか」を見極める早見表、失敗パターン別の直し方、それでも厳しい場合の代替テクニックまで一気に解説します。
安全に関する基本の考え方は日本ライフセービング協会の情報も踏まえながらお伝えするので、無理せず自分に合った方法を見つけてもらえたら嬉しいです。

この記事のポイント

  • ドルフィンスルーができるかどうかは、ボードの浮力(リッター数)と体重のバランスに大きく左右されます
  • ボードの浮力別「ドルフィンスルーできる/できない」の目安を早見表で確認できます
  • 「何回練習しても沈まない」原因を、体重×ボードのボリュームという数値の視点から解説します
  • ドルフィンスルーの正しいやり方を4ステップで整理しています
  • ノーズだけ沈む・波に押し戻されるなど、失敗パターン別の対処法とプッシングスルー・ローリングスルーへの切り替え基準がわかります

自己流でなんとなく練習していると、原因がわからないまま何ヶ月も足踏みしてしまうことがあります。
まずは自分の状況がどのパターンに当てはまるかを確認しながら読み進めてみてください。

ドルフィンスルーとは?できない人がまず確認すべきこと

ドルフィンスルーの基本の流れ(加速→沈める→浮上)とできない人がまず確認すべきボード浮力・体重バランスの図解

結論から言うと、ドルフィンスルーができない人がまず確認すべきは「動作」より先に「ボードの浮力」です。
浮力が大きすぎるボードだと、どれだけフォームが正しくても物理的に沈みきりません。

逆に浮力が適正な範囲であれば、動作の精度を上げるだけで成功率はぐっと上がります。

ドルフィンスルーの基本の流れ(加速→沈める→浮上)

ドルフィンスルーは大きく3つの動きで構成されています。

波が来る直前まで「加速」してスピードに乗せ、インパクトの直前でノーズから「沈める」、波が通過したら「浮上」する、という流れです。
この技はボードで前に進むための技ではなく、波が来る位置でその場をキープしながらやり過ごすための技だと考えると動きがイメージしやすくなります。

ボードの浮力(リッター数)が大きいと物理的に沈められないことがある

サーフボードの浮力は「リッター数(L)」で表され、数値が大きいほど水に浮こうとする力(浮力)が強くなります。
ショートボードのように浮力が抑えられたボードは沈めやすい一方、ソフトボードやミッドレングス、ロングボードは浮力が大きく、6.0ft前後のソフトボードでも50L台後半になることが珍しくありません。

浮力が大きいボードを沈めようとするのは、浮き輪を無理やり水中に押し込むようなものだとイメージすると、体力任せの練習だけでは限界があることが理解しやすいはずです。

早見表|ボードの浮力別「ドルフィンスルーできる/できない」目安

あくまで一般的な目安ですが、ボードの浮力帯によってドルフィンスルーのしやすさは大きく変わります。
数値は体格・筋力・慣れによって前後するので、目安として捉えてください。

ボードの浮力目安ボードの種類の例ドルフィンスルーのしやすさ推奨アプローチ
〜32L前後パフォーマンスショートボード◎ 沈めやすい通常のドルフィンスルーで問題なし
32〜40L薄めのミッドレングス・フィッシュ○ 慣れれば可能フォーム重視で練習を継続
40〜55L厚みのあるミッドレングス・ファンボード△ 体重や筋力次第プッシングスルーも並行して練習
55L以上ソフトボード・ロングボード✕ ほぼ不可能プッシングスルー・ローリングスルーが基本

競合の解説記事の多くはショートボードでの練習を前提に書かれていて、この浮力帯の違いにはほとんど触れられていません。
まず自分のボードがどの帯にいるかを確認してから、練習方法を選ぶのが遠回りに見えて一番の近道です。

「何回練習しても沈まない」原因を体重×ボードで確認する

体重×ボード浮力(体重60kgで浮力36L目安)からドルフィンスルーができない原因を確認する早見表

結論として、何ヶ月練習しても沈まない場合は、フォームの問題ではなく「体重に対してボードの浮力が大きすぎる」という物理的な限界に当たっている可能性があります。
フォームを直す前に、まず自分のボードの浮力と体重の関係を確認してみましょう。

体重とボードの浮力のバランスが崩れると努力が報われない理由

サーフボードを沈めるには、ボードが持つ浮力を上回る力を、自分の体重と腕・脚の踏み込みで加える必要があります。
体重が重い人ほど同じ浮力のボードでも沈めやすく、体重が軽い人ほど同じボードでも沈めにくい、という単純な力関係があります。

これはあくまで1173lifeが知人・友人へのレッスンで繰り返し見てきた経験則で、厳密な物理データではありませんが、ボードの浮力(L)が体重(kg)のおおよそ6割を超えてくると、沈める負荷が一気に重くなる印象があります。
たとえば体重60kgの方であれば、浮力36L前後を超えたあたりから「頑張っているのに沈まない」という壁を感じやすくなる、というイメージです。

沈められないのは技術不足でなく物理的な限界のケースがある

ここが今回いちばん伝えたいポイントです。
「何回練習しても沈まない」という悩みの多くは、フォームの精度を上げれば解決すると思われがちですが、実際にはボードの浮力オーバーが原因になっているケースが少なくありません

この場合、いくら陸トレでバランス感覚を鍛えても、海での成功率はほとんど変わりません。
必要なのは技術の反復練習ではなく、「このボードでは通常のドルフィンスルーは物理的に厳しい」という前提に立って、後述するプッシングスルーやローリングスルーに切り替える判断です。

1173さん
1173さん

フォームのせいだと思い込んで何ヶ月も悩む前に、まずボードのリッター数をチェックしてみてね!

自分のボードの浮力を正確に知る方法

自分のボードの正確な浮力(L)は、購入時のスペック表や、サーフボード適正ボリューム診断ツールのようなツールで確認するのが確実です。
このツールは体重・身長・レベル・波質などから「テイクオフが安定しやすい適正ボリューム」を算出するもので、ドルフィンスルーのしやすさそのものを判定するツールではありませんが、自分が今どれくらいの浮力のボードに乗っているかを客観的に把握するきっかけとして活用できます。

新しくボードを選ぶ際は、nanazeroBeach Accessの商品ページにも各モデルのL数が明記されているので、購入前にチェックしておくと安心です。

ドルフィンスルーの正しいやり方・4ステップ

ドルフィンスルーの正しいやり方を加速・ノーズを沈める・息を吐きながら潜る・浮上の4ステップで示した図解

結論から言うと、ドルフィンスルーは「加速」「沈める」「呼吸と姿勢の維持」「浮上」の4ステップに分解して覚えると再現性が上がります。
浮力が適正範囲のボードに乗っている前提で、順番に見ていきましょう。

ステップ1:波に当たる直前までパドリングでスピードに乗せる

沈める動作に入る前に、パドリングでできる限りスピードに乗せておくことが大切です。
スピードが乗っていないと、そもそもノーズを刺し込む勢いが足りず、波のパワーに押し返されやすくなります。

パドリングとテイクオフの姿勢は密接につながっているので、テイクオフの基礎がまだ安定していない方は、そちらも合わせて見直しておくと相乗効果があります。

ステップ2:ノーズから刺すように沈め、テールを踏み込む

両腕でノーズを押し下げながら、体重を前に乗せてノーズから刺すように沈めます。
ノーズが沈んだら、そのまま止まらずに膝または足の甲でテールを踏み込み、ボード全体をなるべく水平に近い状態で深く沈めるのがポイントです。

ここでテールの踏み込みが甘いと、次で説明する「ノーズだけ沈んでお尻が浮く」失敗につながります。

ステップ3:息を吐きながら潜り、レールは軽く添える

潜る瞬間に軽く息を吐きながら潜ると、体とボードが余分な浮力を持たずに深く沈みやすくなります。
レールはしっかり握り込むのではなく、軽く添える程度にとどめておくと、波の力を逃がしやすくなり、腕や手首への負担も減らせます。

ステップ4:波の通過を感じたら腕を引いて浮上する

波の塊が頭上を通過する感覚があったら、ノーズを起こすように腕を引いて浮上します。
浮上が早すぎると波の後半部分に巻き込まれ、遅すぎるとパドリングのリズムが崩れるので、練習を重ねながら「もう少しだけ待つ」感覚を体に覚えさせていくイメージです。

失敗パターン別の対処フローチャート

ドルフィンスルーの失敗パターン別(ノーズだけ沈む・押し戻される・パニック・板が沈まない)の対処フローチャート

結論として、ドルフィンスルーの失敗は主に4つのパターンに分類でき、それぞれ原因も対処法もまったく違います。
自分の症状に近いものを見つけて、該当する対処法から試してみてください。

症状考えられる原因対処法
ノーズだけ沈んでお尻(テール)が浮くテールの踏み込みが甘く、ボードが水平に沈んでいない膝または足の甲でテールを最後までしっかり踏み込む
沈めても波に押し戻される・弾かれるパドリングのスピード不足、または沈めるタイミングが早すぎる/遅すぎるインパクト直前までスピードを維持し、沈めるタイミングを少しずつ調整する
苦しくてパニックになる・息が続かない息を止めたまま潜っている、潜る時間が長すぎる潜る瞬間に軽く息を吐き、波の穏やかな日に呼吸に慣れる練習をする
そもそも板がほとんど沈まないボードの浮力が体重に対して大きすぎる(浮力オーバー)通常のドルフィンスルーに固執せず、プッシングスルー・ローリングスルーに切り替える

このうち最初の3つは動作の精度で改善できる可能性が高いパターンです。
一方で4つ目の「そもそも板がほとんど沈まない」に当てはまる方は、練習量よりもボード選びやテクニックの切り替えを優先したほうが、上達が早くなることが多いです。

ロングボード・ミッドレングス・ソフトボードで沈められない時の代替テクニック

ロングボード・ミッドレングス・ソフトボードで沈められない時の代替テクニック(プッシングスルー・ローリングスルー)比較

結論として、浮力の大きいボードに乗っている場合は、無理にドルフィンスルーにこだわらず「プッシングスルー」か「ローリングスルー」に切り替えるのが合理的です。
これはコツを掴めば決して難しい技術ではなく、むしろロングボードやソフトボードでは基本の技術として定着しています。

プッシングスルーのやり方(小波向き)

波が小さめのときは、波が来る直前にボードを前方に押し出しながら、自分だけ水中に潜って波の下をくぐり抜けます。
ボードはリーシュコードでつながっているので流されすぎる心配は少なく、浮力の大きいボードでも体力の消耗を抑えられるのがメリットです。

ローリングスルーのやり方(大波向き)

波がある程度大きいときは、ボードのレールを両手で掴んだまま、ボードごと横に一回転させて裏返し、水中でボードにしがみつきながら波が通過するのを待つ方法が有効です。
正式には「タートルロール」とも呼ばれ、ロングボードでは沖に出るための基本テクニックとして扱われています。

初心者さんはまず「無理に沖に出ない」判断も選択肢に入れる

どちらのテクニックを使っても波を越えられないほどコンディションが悪い日は、無理に沖へ出ようとしないことも立派な判断です。
波が大きすぎる・崩れすぎている状態は「クローズ」と呼ばれ、そうした日に無理をしないことが最大のリスク管理になります。

初心者さんが意識すべき基礎のポイントと合わせて、まずは自分の体力とコンディションを見極める判断力を身につけていきましょう。

なお、波にのまれて体力を消耗した状態は離岸流などのリスクにもつながりやすいため、無理を感じたら早めに岸に戻る判断を優先してください。

ドルフィンスルーのコツのまとめ

  • ドルフィンスルーができない原因は、練習不足だけでなくボードの浮力(リッター数)にある場合がある
  • ショートボード(〜32L前後)は沈めやすく、ソフトボードやロングボード(55L以上)はほぼ不可能というのが一般的な目安
  • ボードの浮力が体重の6割前後を超えてくると、沈める負荷が一気に重くなる印象がある(1173lifeの指導経験に基づく経験則)
  • 何回練習しても沈まない場合は、フォームより先にボードの浮力を疑ってみる
  • 自分のボードの浮力はスペック表やボリューム診断ツールで確認できる
  • ドルフィンスルーの基本は「加速」「沈める」「呼吸と姿勢の維持」「浮上」の4ステップ
  • ノーズを沈めたら止まらずにテールを踏み込み、ボードを水平に近い状態で沈める
  • 潜る瞬間に軽く息を吐くと、体とボードが深く沈みやすくなる
  • レールは強く握りしめず、軽く添える程度にとどめる
  • ノーズだけ沈む・波に押し戻される・パニックになるなど、症状によって原因も対処法も異なる
  • 浮力オーバーのボードでは、通常のドルフィンスルーより先にプッシングスルー・ローリングスルーの習得を優先する
  • 小波はプッシングスルー、大波はローリングスルーが基本の使い分け
  • 波が大きすぎる・崩れすぎているクローズの日は、無理に沖へ出ない判断も大切
  • 体調やコンディションに不安がある場合は、無理をせず経験者やライフセーバーの指導・専門家にご相談ください

-サーフィン
-, ,