
みなさんこんにちは!1173lifeです!
サーフボードのメンテナンスで、意外とハードルが高いのが「デッキパッドの交換」ではないでしょうか?
「古くなったパッドを剥がそうとしたら、強力な糊が残ってベタベタになってしまった…」「無理に剥がして、大切なボードを傷つけてしまわないか心配…」
そんな悩みを持つ初心者さんは非常に多いです。
実は、デッキパッドの交換には「力」は必要ありません。必要なのは「熱」と「化学」の知識です。
この記事では、プロも実践する「糊をゼリー状にしてツルッと落とす裏技(湿布法)」や、特に注意が必要なEPSボードでも溶けない安全なリムーバーの選び方、そして新しいパッドへの交換手順を徹底解説します。
これを読めば、ショップに頼らずとも、自分で綺麗にメンテナンスができるようになりますよ!
【実践】サーフィンデッキパッドの剥がし方!ドライヤーと「湿布法」で糊残りを撃退

デッキパッドに使用されている接着剤は、海水や激しい動きに耐えるため、工業用レベルの非常に強力なものが使われています。
そのため、絶対に力任せに剥がしてはいけません。指の皮がめくれるか、ボードの表面(グラッシング)が剥がれてしまうリスクがあります。
ここでは、誰でも失敗せずに、かつ最小限の労力で剥がすための「手順」を紹介します。
特に「糊が取れない!」と嘆いている方は、STEP2の「湿布法」を必ず試してください。世界が変わります。
準備するもの:スクレーパーや剥がし液(リムーバー・灯油)
まずは道具を揃えましょう。道具選びを間違えると、作業時間が倍増するだけでなく、ボードを傷つける原因になります。
初心者さんが揃えるべき「三種の神器」はこちらです。
- スクレーパー(ヘラ):必ず「カーボン製」か「プラスチック製」を用意してください。カッターの刃や金属製はNGです。
- ドライヤー:家庭用のものでOKです。ヒートガンは温度が高すぎて剥離のリスクがあるため避けましょう。
- 剥がし液(溶剤):ここが一番のポイントです。専用リムーバーか、コストを抑えるなら「灯油」も優秀です。
【溶剤の比較表】
| 種類 | 主成分 | 特徴 | EPSへの安全性 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 3M のり取りクリーナー | 柑橘系など | デッキパッドと相性抜群。最強。 | ◯(製品による) | ★★★★★ |
| ワックスリムーバー | 石油系炭化水素 | 無臭タイプなどが多く使いやすい。 | ◯ | ★★★★ |
| 灯油 | ケロシン | 安価で揮発しにくい。糊を溶かす力が強い。 | ◯(要洗浄) | ★★★★ |
| アセトン | アセトン | 溶解力が最強だが、揮発も早い。 | ×(溶ける) | ★ |
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基本手順①:ドライヤーで温めて物理的に剥がす
まずはパッド本体(スポンジ部分)を剥がしていきます。
- デッキパッドの端(ノーズ側かテール側)に、ドライヤーの温風を当てます。距離は10〜15cmほど離し、手で触って「熱いけど触れる(50〜60度)」くらいまで温めます。
- 接着剤は熱を加えると柔らかくなる性質(ガラス転移点)があります。温まったら端から爪を入れてゆっくり持ち上げます。
- 「接着剤ごと剥がす」イメージで、じわじわと引っ張ります。急ぐとスポンジだけちぎれて、糊がボードに残ってしまいます。
ポイントは、一点集中で温めすぎないこと。ドライヤーを振りながら全体を温めて剥がしていきましょう。
基本手順②:残った糊は「灯油・リムーバー」でパックして溶かす
本体を剥がした後に残る、あの頑固なネバネバした糊。これをゴシゴシ擦っていませんか?それはNGです。
ここでは「湿布法(パック)」を使います。
- 残った糊の上に、リムーバー液や灯油をたっぷりと塗布します。
- その上からキッチンペーパーを貼り付け、さらに液を染み込ませます。
- 液が揮発しないように、その上からサランラップで密閉します。
- そのまま15分〜30分放置します。(ここが重要!待つのが仕事です)
時間を置くことで、溶剤が糊の奥まで浸透し、化学反応で糊が「ゼリー状(ゲル状)」に変化します。
ラップを剥がしてスクレーパーで軽く撫でると、驚くほどスルッと除去できますよ。
【最重要】EPSサーフボードの剥がし方・アセトン禁止の理由
近年増えているEPS(発泡スチロール素材)のボードや、ソフトボードを持っている初心者さんは、ここだけは絶対に守ってください。
「アセトン」は絶対に使わないでください。
EPSフォームはアセトンに触れると、化学反応で一瞬で溶けてしまいます(メルトダウン)。
ボードの傷口や、デッキパッドの下のわずかな隙間からアセトンが浸透すると、ボードの中に空洞ができてしまい、修復不可能なダメージを負います。
EPSボードの場合は、「リモネン(オレンジオイル配合)」のシール剥がしや、「無臭タイプのワックスリムーバー」を使用しましょう。灯油も使用可能ですが、長時間放置しすぎないよう注意し、使用後はすぐに中性洗剤で洗い流してください。
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100均グッズやシール剥がしは代用できる?
代用可能ですが、注意点があります。
100均のシール剥がし液は容量が少なく、広範囲の糊を取るにはコスパが悪くなることがあります。また、成分によっては揮発が早く、「湿布法」の効果が出にくい場合もあります。
スクレーパーに関しては、100均の「カーボン配合ヘラ」などが意外と優秀なので、探してみてね。
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交換時期は?剥がした後の新しいサーフィンデッキパッドの選び方と貼り方

綺麗に剥がし終えて、ツルツルのボードに戻ったら、次は新しいデッキパッドの出番です!
実は、剥がしと同じくらい「貼る前の準備」が重要なんです。
デッキパッドの寿命と交換のサイン
「まだ使えるかな?」と思っても、以下のようなサインが出ていたら交換時期です。一般的には約3年が寿命と言われています。
- グリップ力の低下:表面の凸凹が摩耗してツルツルしている。
- 硬化:スポンジがカチカチに硬くなり、滑りやすくなっている。
- 剥がれ:端っこがめくれてきている(ライディング中に引っかかると危険です)。
失敗しない貼り方と位置決めのコツ(脱脂が命)
新しいパッドを貼る際、最も重要な工程は「脱脂(だっし)」です。
古い糊を剥がすために使ったリムーバーや灯油には「油分」が含まれています。この油分がボードに残ったままだと、どんなに強力な3Mテープでも数日で剥がれてしまいます。
位置決めのコツ:
キックテール(一番後ろの盛り上がった部分)の中心が、リーシュカップの真上、またはフィンプラグの真上に来るように貼るのが基本です。ここを踏み込むことで、ボードをコントロールしやすくなります。
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最後に、1173lifeおすすめのデッキパッドを紹介します。
コスパ最強:Funktion (ファンクション)
Amazonで大人気。3Mテープ採用で剥がれにくい。ロゴが目立たないシンプルさで、安価かつ高コスパ。初心者さんやリペア用に最適。
スタイル重視:OCTOPUS (オクトパス)
デザイン性抜群。表面がコーデュロイ加工などでグリップ力が独特。流行に敏感なサーファーへ。
王道パフォーマンス:FCS (エフシーエス)
世界トップシェア。機能性、軽量性、耐久性のバランスが良い。失敗したくない方へ。
まとめ:サーフィンデッキパッドの剥がし方は「熱」と「化学」で攻略する
いかがでしたか?最後に、今回の記事の重要ポイントをまとめておきます。
次の休日は、愛用のボードをメンテナンスしてあげてくださいね!
1173lifeでした!