
みなさんこんにちは、1173さんです。今回は「ソフトボードって結局どうなの?」という疑問に、メリット・デメリット両方の視点からお答えします。
最近流行っているソフトボードって知ってる?
どんなイメージ持ってる??
知ってるよ!
初心者向けのスクールボードだよね。
買ってみようと思ったけど、浮力は多いし、取り回しは不便で、
上達にもつながらないボードだからやめておけって言われちゃった。
ん〜
半分正解で、半分実はそんなことない!
もちろんデメリットはあるけど、メリットもあるんだよ
それをきちんと理解した上でサーフィンを楽しめれば、
ソフトボードもサーフィンの上達につながるよ!
ソフトボードのメリットとデメリットか。
ぜひ教えて!!
いいよ!まず「今のあなたの状況」に当てはめて、結論を先に一覧で見せるね。
| あなたの状況 | ソフトボード | 理由 |
|---|---|---|
| サーフィン自体が初めて | ◎おすすめ | 安全に立てる感動を早く味わえる |
| ハードボードでテイクオフはできる | △セカンド用途で○ | メインで使い続けると上達が止まりやすい |
| ショートボードへのステップアップ準備中 | ○短めなら○ | 小波でのアクション練習台として有効 |
| ターン・レール荷重を覚えたい | ×ハードボード推奨 | 浮力が高くレールが入りにくい |
なぜこうなるのか、理由を順番に見ていきましょう。
嫌われもの?ソフトボード

サーフボードの購入を考えた時、ソフトボードは上達しないからやめておけと、先輩サーファーから言われた初心者さんも多いのではないでしょうか。
なぜソフトボードは毛嫌いされてしまうのか。その理由をちゃんと把握した上で使えば、ソフトボードはサーフィンの上達を助けてくれるアイテムにもなります。まずはデメリットから見ていきましょう。
ソフトボードのデメリット

- パドルが早くなったと勘違いしてしまう
- ボードが安定しすぎてしまう
- ドルフィンスルーを学べない
- アクション性(技のし易さ)が非常に低い
最初の2つは「デメリットなのか?」と疑問に思うかもしれません。実はこの4つ、すべて同じ1つの理由でつながっています。次の章で解説します。
管理面でのちょっとした弱点もあわせて2つ挙げておきます(解決策も後ほど紹介します)。
- ワックスを塗ると汚い/落としにくい
- 水を吸って、車の中が濡れる
デメリットが及ぼす影響

上記のデメリットは、すべて1つの理由に繋がっています。最初は感じないかもしれませんが、サーフィンを経験していくにつれて、その正体が明確になります。
それはテイクオフができるようになり「もっと上手くなりたい、横に走って波に長く乗ってみたい」と思った瞬間に、ソフトボード特有の高浮力が成長の邪魔をしてしまうということです。初心者向けの高浮力ボードは、立ち上がってまっすぐ滑るための「魚雷ボード」になりやすいのです。
ソフトボードを使えば確かにテイクオフは簡単になります。しかしサーフィンの楽しみは、立ち上がることだけでなく上達とともに味わい深くなっていくもの。ソフトボードは「1日体験スクール」のように波乗りの触りだけを楽しむには最適なボードですが、経験者はその先の奥深さを知ってほしいがために、初心者にソフトボードを勧めることを躊躇してしまうのです。
パドルが早くなったと勘違いしてしまう
ソフトボードはハードボードに比べてかなりの浮力があります。浮力の多いボードは水面に浮き上がる分、水の抵抗が少なくなり、さらに浮力によってボードが安定することでグラつきも最小限にとどまります。その結果、パドルのスピードや安定性が格段に上がったように感じます。
それのどこがデメリットなの?
上達を求めてボードを乗り換える時、「上手くなった」と思っていたパドル力は幻想だったと気付かされます。正しくパドルをしなくても進んでしまうため、正しくないパドルの癖がついてしまうのです。
ボードが安定しすぎてしまう
高浮力ゆえにボードがめちゃくちゃ安定するので、タイミングを逃した波でも立ててしまいますし、ボードの真ん中に乗らずとも安定してパドルができてしまいます。そのまま練習を重ねると、悪い癖がつきやすくなります。ボードに安定させてもらうのではなく、ボードを安定させるための正しい体勢を、早い段階で覚えておきたいところです。
ドルフィンスルーを学べない
これは少し上手くなってからの話です。胸〜肩程度の波にトライする日はすぐにやってきますが、少しのオンショアで沖に出られず、手前で流されるだけ、というサイズアップデビューを迎えることになります。もちろん初心者さん誰しもが通る道ですが、そこからさらに成長するにはドルフィンスルーの会得が必要です。ソフトボードを初めから選んでしまうと、その先へ進めなくなってしまいます。
これは、マサラタウンでミュウツーをもらったにも関わらず、マサラタウンを出ることは許されない。そんな状況です。ステップアップを目指すなら、最初に手にするボードはハードボードが無難な選択と言えるでしょう。
ハードボードに比べて大波でのアクションが鈍い:レールが入りづらい
ソフトボードはその浮力とボードの厚みからレールが入りづらく、荷重してからアクションに繋がるまでの反応や方向転換など、波の変化への対応が難しくなります。特に大きな波ではスピードに乗ってしまう分、テイクオフしてからアクションせずに波を走り抜けてしまうことも。小さな波であってもパワーゾーンをすぐに通り過ぎてしまうため、長く波を楽しみたいのであれば、ターンを覚えられるハードボードから始めるという選択肢につながります。
管理面の弱点:ワックスが汚い/車内が濡れる
ここからはサーフィンの上達には直接関係のない、ちょっとした管理面の弱点です。ソフトボードの表面はざらざらしていますが、意外と滑ります。滑るからとワックスを塗ってしまうと、ざらざらの間に入り込んで落ちにくく、汚れが溜まっていく一方です。この悩みはデッキパッドを貼ることで解決できます。テール部分だけでなく、フロントにもクリアデッキやデッキパッドを貼っておくと、衛生面でも見た目でもすっきり解決します。
もう1点、ソフトボードは水を吸うため、車内(特に吊り天井)で管理していると、運転中に水滴が落ちてくることがあります。せっかく板を拭いても座席が濡れてはサーフィン後の気分も台無しなので、持ち帰る際はハードケースに入れ、帰宅後は通気のいいところで軽く干しておきましょう。
ソフトボードのメリット

ソフトボードを勧められない理由がやっとわかった。
もうソフトボードは絶対に買わない!
ちょっと待って!
なにもすべてが悪いわけでは無いんだ!
ちょっとこれを見てよ!

ええ!こんなに短いボードまであるの?
初心者さんのテイクオフの練習だけじゃないんだ。
こんな板、誰が選ぶの??
この動画を見て見てよ!
実はソフトボードでも、ボトムターンやリップまで様々なアクションが楽しめるんだ。
ここからはソフトボードのメリット、普段のサーフィンにちょっとしたスパイスを加えて見ない?
- 小波でも楽々テイクオフ
- 小波でも爽快なスピード感
- 雑に扱っても壊れにくい
- ケガをしにくい・混雑した海でも安心
- 意外と技も楽しめる
- レールに加重する練習になる
- 安価でも手に入る
小波でも楽々テイクオフ、スピード感のあるアクション
ソフトボード最大のメリットは、波のキャッチの速さ。ハードボードには辛いスネ〜膝波でも十分に楽しめます。その浮力から感じられるフロー感・スピード感は、小波でも簡単なアクションを可能にしてくれるので、ファンボードからショートボードへステップアップしたい人のお試しの1枚としてもおすすめです。
雑に扱っても壊れにくい
最初に伝えておきます!大切に扱ってください(笑)それを前提に、ハードボードよりも耐久性があり、センシティブな取り扱いは求められません。軽く落としたりぶつけた程度ではヒビが入ることもなく、誰かと海でクラッシュしてもお互いのボードや体へのダメージが少ないです。板の扱いに慣れていない初心者さんでも簡単に扱えるので、車に1枚積んでおけば、大切なハードボードを貸さずに誰かへサーフィンを教えられます。
ケガをしにくい・混雑した海でも安心
ソフトボードのクッション性は、実は自分だけでなく周りのサーファーへの安全対策でもあります。ノーズやレールが柔らかいため、板が身体に当たってもハードボードのようなあざ・切り傷になりにくく、キッズや初心者さんの練習用ボードとして選ばれる理由のひとつです。
混雑したピークでは、自分のボードが人にぶつかってしまうリスクもゼロではありません。ソフトボードなら万が一の接触でも相手をケガさせにくいので、人が多い海で練習する初心者さんにとっては、周囲への安心材料にもなります。
意外と技も楽しめる
最近のソフトボードは研究が本当に進んでいて、例えばこんな感じで様々な形状が登場しています。



レールの形状もテールの形状も、小波でのアクションを楽しむことを前提にしたものが多く登場し、ボトムアクション・トップアクションと様々なマニューバを楽しめます。自分の技量に合わせてサイズ・形状を選べば、最高のセカンドボード(メインボードでも)として楽しめます。
レールに加重する練習になる
ソフトボードは浮力がある分、ハードボードよりもレールへの荷重・抜重が求められます。足元だけ、小手先だけのコントロールでなく、身体全体を使ったボードコントロールを体得する練習にもなります。いつものハードボードでのサーフィンにソフトボードを取り入れることで、新しい発見があるかもしれません。
安価でも手に入る
ソフトボードはその素材や製作方法上、ハードボードに比べて安価に手に入ります。セカンドボードに迷っているなら、試しに買ってみるのはいかがでしょうか。
よくある質問

Q. ソフトボードだけでもサーフィンは上達しますか?
A. テイクオフの成功体験を積む段階までは十分に上達できます。ただしレール荷重やターンなど「波を横に走る」技術は高浮力ゆえに習得しにくいため、その先を目指すならハードボードへの移行が必要です。
Q. 中上級者がソフトボードを持つ意味はありますか?
A. あります。小波専用のセカンドボードとして、また身体全体でレール荷重する感覚を再確認するトレーニング用として使う中上級者は少なくありません。短めのモデルを選ぶとアクション性も楽しめます。
Q. ソフトボードとファンボードの違いは?
A. 素材の違いです。ソフトボードは表面がEPS発泡素材でできた柔らかいボードの総称で、長さはショートからロングまで様々。ファンボードは「長さ・形状のカテゴリ」を指す言葉で、素材はハード(FRP)が一般的です。長さで選ぶならファンボードの選び方もあわせてご覧ください。
Q. デッキパッドは必ず必要ですか?
A. 必須ではありませんが、貼っておくとワックスが不要になり、汚れの管理が格段に楽になります。特にテール部分は滑り止めとして機能面でも効果があるためおすすめです。
Q. ソフトボードの寿命はどのくらいですか?
A. 目安は3〜5年程度ですが、使用頻度や保管方法でかなり差が出ます。紫外線による劣化、水分の拭き残し、デッキのへこみ・剥離、フィン周りの傷みが寿命を縮める主な原因です。年数だけでなく、これらの劣化サインが出ていないかをチェックして買い替え時期を判断しましょう。
ソフトボードのメリット/デメリットまとめ

デメリットをしっかりと理解した上で使えば、ソフトボードはセカンドボードとして楽しむには最高の1枚になります。
まとめ
ソフトボードの楽しみ方まとめ
中上級者さん:
- 大波用と小波用でボードを分け、小波用として使う
- 出来るだけ短いボードを選び、アクション性を高める
- あえて浮力のあるソフトボードで身体全体でのレール荷重の練習をする
- フィンを外して、フィンレスサーフィン等ちょっとした要素を取り入れて楽しむ
初心者さん:
- 大波時(低気圧接近時)は入らない → 安全面の観点でも推奨
- まずは岸辺でテイクオフのみの練習用として使う
- ステップアップ後はハードボードに乗り換える
おすすめボード
「じゃあ実際どのソフトボードを選べばいいの?」という方は、シリーズ別に評判・口コミを比較したこちらの記事を参考にしてください。
ビーチアクセスのソフトボード全シリーズ比較|評判・口コミと選び方 →
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