
「もっと楽に波に乗りたい」「でもパフォーマンスも妥協したくない」――そんなサーファーの間で今、爆発的に支持されているのがビーチアクセス(Beach Access)のフィッシュシリーズです。ソフトボードでありながら、従来の「重くて動かない」という常識を覆すその性能は、初心者からベテランまでを虜にしています。
しかし、ビーチアクセスには現在、特徴の異なる3つのフィッシュモデルが存在します。ヘイデンシェイプス(Haydenshapes)とのコラボモデルや、ゆったり乗れるミッドレングスなど、「結局どれが自分に合うの?」と迷ってしまう方も多いはず。
本記事では、ビーチアクセスのフィッシュ3モデルを徹底比較!スペックの違いから乗り味、口コミ、そしてワックスフリーの利便性まで、後悔しない1本を選ぶための情報を余すことなくお届けします。
- ビーチアクセスの主要フィッシュ3モデルの性能差が明確にわかる
- 世界的人気ブランド「Haydenshapes(ヘイデンシェイプス)」コラボの真価を解説
- ワックスフリー素材によるメンテナンスの手軽さとコストメリットを提示
- レベル別・目的別に最適なサイズ選びの基準が把握できる
- 実際のユーザーの口コミから、購入前に知っておくべきメリット・デメリットを公開
ビーチアクセスのフィッシュ3モデルを比較!各ボードの特徴とおすすめしたい人
まずは、ビーチアクセスから展開されている3つのフィッシュボードについて、表にまとめてみました。
| モデル名 | 長さ | 幅 | 厚み | ボリューム (コアのみ) |
HS 5'10" Fish | 5’10" | 21" | 2 7/16" | 34L |
HS 6'2" Fish | 6’2" | 21 1/2" | 2 9/16" | 39L |
HS 6'10" Quad Fish | 6’10" | 21 1/2" | 2 11/16" | 45L ※ |
Standard 6’8” Quad Fish | 6'8" (203cm) | 22" | 2 3/4" | 49L ※ |
今回HSの6'2"は試乗出来ていないので、データだけ提供です!
ここからは、それぞれのコンセプトやターゲット層を深掘りします。
それぞれのボードがどんな波で、どんなスタイルを目指す人に適しているのかを整理しました。
- ショートボード派必見!機動力抜群の「HS 5'10" フィッシュ」:試乗レポート
- 究極のハイブリッド性能「HS 6'10" クアッドフィッシュ」:試乗レポート
- 安定感とテイクオフの速さを両立した「スタンダード6'8" クアッドフィッシュ」:試乗レポート
- ビーチアクセス独自の「ワックスフリー(WAX FREE)」素材の魅力と手入れ
- 初心者がフィッシュを選ぶ際の注意点とおすすめのサイズ感
ショートボード派必見!機動力抜群の「HS 5'10" フィッシュ」:試乗レポート
「ソフトボードでも、ショートボードのようなクイックな動きを楽しみたい」という方に最適なのが、この5'10"モデルです。
モデル名にある「HS」とは「ハーフソフト」を意味しており、その名の通りハードボードとソフトボードのハイブリッド構造になっています。
普段ショートボードに乗っている1173life
このボードはソフトボードだけれども、しっかりと硬さがあるから、
胸サイズの波のボトムターンでは、
ボードのしなりが感じられたよ!
ハーフソフト(HS)構造が生み出す、ハードボードに迫る本格的な走り
ハーフソフト/半分ソフト(HS)構造が生み出す、ハードボードに迫る本格的な走り
このボードの最大の特徴は、内部構造にあります。通常のソフトボードが全体をスポンジで覆っているのに対し、HS(ハーフソフト)モデルは、エポキシ樹脂でラミネートされた硬いハードボードをベースに、デッキ面のみをソフト素材で仕上げています。これにより、ソフトボード特有の「しなりすぎによるパワーロス」を抑え、ハードボードのようなダイレクトなレスポンスと加速感を実現しています。
34Lのボリュームと計算されたレール形状による高い操作性
5'10"というサイズで34Lというボリューム(コアフォーム)を確保。
ハーフソフト構造によってレールを薄く仕上げることが可能になったため、波の面にレールが入れやすく、フィッシュらしいスピーディーなターンが可能です。
ソフトボードの「浮力」とハードボードの「機動力」を絶妙なバランスで融合させた、まさに中上級者も納得の1本です。
究極のハイブリッド性能「HS 6'10" クアッドフィッシュ」:試乗レポート
「5'10"では浮力が足りない、でも標準モデルよりは攻めたい」という方に最適なのが、
ハーフソフト構造を採用した6'10"モデルです。

今回は自分の他に、
最近サーフィンを始めた1173メンバーにも試乗してもらったよ!
波のサイズは、モモ〜腰:セット腹程度
若干オンショアのよくあるコンディション!
ハーフソフト構造による軽量化と反発力の向上
通常のフルソフトボードに比べて、ハーフソフト(HS)モデルは構造上、ボードの剛性が高まっています。
これにより、パドル時の力が逃げにくく、うねりから素早く滑り出すことが可能です。
また、デッキ面はソフト素材なので、万が一自分や他人にボードが当たった際の安全性も兼ね備えています。
パドル力に不安がある方でもロングボード並みの本数に乗れる設計
計算されたロッカー(ボードの反り)とボリューム配置により、見た目以上にしっかりと進んでくれます!
一緒に試乗していたメンバーからは「ロングボードと同じラインナップからでも波に乗れた」と評価されており、
体力が落ちてきたベテランサーファーのセカンドボードとしてもおすすめです。
通常のミッドレングスボードよりも浮力があるのに、
ソフトミッドとは異なり、少ない力で多少アクション、アップスも楽しめる。
海を楽しむ!にはもってこいのモデルだったよ!
コアフォーム45Lの浮力設定がもたらす余裕のライディング
このモデルはコアフォームだけで45Lの体積があり、
外側のソフトフォームを含めるとさらにゆとりある浮力となります。
ハーフソフト構造のおかげで、このサイズ感でもボードが重くなりすぎず、軽快な操作が可能です。
「楽に乗れるけれど、動きは妥協したくない」というサーファーにとってのよい選択肢と言えるでしょう。
安定感とテイクオフの速さを両立した「6'8" クアッドフィッシュ」
とにかく本数に乗りたい、あるいはロングボードからの転向を考えているなら、この6'8"が正解です。
ミッドレングスのサイズ感にクアッド(4フィン)設定を組み合わせた、ビーチアクセスのベストセラーの一つです。
ミッドレングスならではの安定感!初心者でも余裕の波待ちとパドル
50L近いのボリュームがあるため、波待ち中の安定感は抜群。初心者によくある「パドル中にボードがグラついて失速する」という現象を防いでくれます。
うねりから波をキャッチできるため、混雑したポイントでも余裕を持ってライディングに移行できます。
4フィン(クアッド)設定でスピード感のあるライディングを実現
フィッシュ特有の加速力をさらに引き出すのが、4枚のフィン。2枚(ツイン)よりも直進安定性が高く、踏み込んだ時の加速が非常にスムーズです。ダラダラとした力の弱い波でも、ボードが勝手に走ってくれる感覚を体験できるでしょう。
ビーチアクセス独自の「ワックスフリー(WAX FREE)」素材の魅力と手入れ
ビーチアクセスの代名詞といえば、ワックスを塗る必要がない「ワックスフリー仕様」です。
ワックス不要でベタつかない!車内やウェットスーツが汚れないメリット
デッキ面に施された特殊な凹凸加工が、濡れることで強力なグリップを発揮します。
| 項目 | 通常のボード(ワックスあり) | ビーチアクセス(ワックスフリー) |
|---|---|---|
| 準備時間 | 5分〜10分(塗る手間) | 0分(そのまま海へ) |
| 汚れ | 車内やウェットが汚れる | 全く汚れない |
| ランニングコスト | ワックス代が毎回かかる | 0円 |
| グリップ力 | 塗り方で変わる | そこそこ安定 |
「本当に滑らないの?」という反論もありますが、実際に使用してみると、激しいアクションをしない限り十分すぎるほどのグリップ力を実感できます。
何より、真夏の車内に放置してもワックスが溶ける心配がないのは、大きなストレス解消になります。
ソフトボード特有の若干水を吸う悩みはあるけどね...
初心者さんがフィッシュを選ぶ際の注意点とおすすめのサイズ感
フィッシュは幅が広く安定していますが、選び方を間違えると「ただ重いだけの板」になってしまいます。
レベル別・体重別に選ぶ最適な浮力の目安
初心者さんの場合、体重(kg)×0.7以上のリッター数(L)を目安にすることをおすすめします。
- 体重60kg前後: 6'2"(39L)でも可能だが、楽をしたいなら6'8"(49L)
- 体重65kg以上: 迷わず6'8"(49L)または6'10"(42L)
フィッシュは直進性が強いため、初心者が短すぎるものを選ぶとターンを覚える前に挫折する可能性があります。最初は少し長めのサイズを選び、波に乗る回数を増やすのが上達の近道です。
失敗しないビーチアクセスのフィッシュ比較術!性能・口コミ・コスパで選ぶ

ここでは、より具体的な比較軸を用いて、各モデルの優劣を明らかにしていきます。性能面だけでなく、実際に購入した人の声やコストパフォーマンスについても詳しく見ていきましょう。
- テイクオフの速さを比較:波をキャッチしやすいモデルはどれ?
- 実際に使用したユーザーの口コミ・評判:乗り心地のリアルな声
- 耐久性とコスパを検証:長く愛用できるソフトボードの秘密
- まとめ:スタイル別・ビーチアクセスのフィッシュ比較チャート
テイクオフの速さを比較:波をキャッチしやすいモデルはどれ?
サーフィンにおいて最も重要な「テイクオフの速さ」に焦点を当てて、3モデルを比較しました。
| モデル | テイクオフ速度 | 適応する波のサイズ | おすすめレベル |
|---|---|---|---|
スタンダード6'8" クアッドフィッシュ | ★★★★★ | ヒザ 〜 ムネカタ | 初心者〜初中級 |
HS 6'10" ミッドクアッド | ★★★★☆ | モモ 〜 アタマオーバー | 初級〜上級 |
HS 5'10" フィッシュ | ★★★☆☆ | モモ 〜 アタマオーバー | 中級〜上級 |
うねりから乗れるのは?3モデルの滑り出しを徹底比較
圧倒的に早いのは6'8"です。長さがある分、うねりの力をいち早くキャッチし、周りがまだパドルをしている段階で立ち上がることができます。一方で、5'10"は滑り出しこそ6'8"に譲りますが、立った後のスピードの乗り方は抜群。サイズのある波であれば、むしろショートボード的な機動力が活きてきます。
実際に使用したユーザーの口コミ・評判:乗り心地のリアルな声
ネット上の口コミを集約し、ユーザーが感じている本音をまとめました。
ポジティブな評価と購入前に知っておきたいデメリット
特に「浮力がありすぎて潜るのが大変」という意見はソフトボード、フィッシュ(特にミッドレングス)の宿命です。
サイズのある波で使う予定の方は、自分の体力と相談してリッター数を選びましょう。
耐久性とコスパを検証:長く愛用できるソフトボードの秘密

ビーチアクセスのボードは、安価なだけのソフトボードとは構造が違います。
壊れにくいEPSコアとソフトトップの二重構造

内部には高密度のEPSフォームを使用し、ストリンガー(芯材)が通っています。これを丈夫なエポキシ樹脂でコーティングし、さらにその上をソフト素材で包んでいるため、ハードボードに近い強度と、ソフトボードの安全性を両立しています。
価格は約6万円〜8万円台ですが、ワックス代が不要、かつ丈夫で長く使えることを考えると、非常にコストパフォーマンスは高いと言えます。
スタイル別・ビーチアクセスのフィッシュ比較
あなたにぴったりの1本はこれ!目的別クイック診断
この記事の内容をAIに読み込ませたら、以下のまとめになったよ!
- 初心者だけど早く上達したい: スタンダード6'8" クアッドフィッシュ(抜群の安定感)
- ショートボードのセカンドボードとして: HS 5'10" フィッシュ(違和感なく動かせる)
- 1本でどんなコンディションもカバーしたい: HS 6'10" ミッドクアッド(最強のオールラウンダー)
- 車内を汚したくない・準備を楽にしたい: 全モデル共通(ワックスフリーが解決!)
まとめ:ビーチアクセスのフィッシュ比較で知っておくべき12のポイント
本記事の内容を12のポイントにまとめました。あなたのボード選びの最終チェックにご活用ください。
- ビーチアクセスには「5'10", 6'2"」「6'8"」「6'10"」の3種類4パターンのフィッシュが存在する。
- 6'8"モデルはうねりから波をキャッチできる圧倒的なテイクオフ性能を持つ。
- 5'10"モデルはショートボードに近い回転性があり、アクションの練習に適している。
- 全てのモデルに採用されている「ワックスフリー」は、準備・掃除の手間をゼロにする。
- ワックスフリー素材は、濡れることでグリップ力が増し、真夏でも溶ける心配がない。
- 内部構造はEPS+エポキシ+ソフトトップの頑丈な作りで、耐久性が非常に高い。
- 6'10"のHSモデルは、パドル性能と操作性のバランスが良いハイブリッドミッド仕様。
- 初心者さんが選ぶなら、体重の0.7倍以上の浮力(リッター数)を基準にするのが失敗しないコツ。
- フィッシュ特有のスピード感を楽しみたいなら、クアッド(4フィン)設定のモデルが有利。
- デザインがシンプルで洗練されており、大人のサーファーが持っていても違和感がない。
- 実店舗ではなくオンライン販売がメインだが、ユーザーの口コミ評価が非常に高く信頼できる。
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